トラストコーチングと出会って10年以上。
コーチとして独立して、8年目。
SNSの発信すらしたことがなかった私が、今こうして世界中の仲間とつながり、プロコーチとして仕事をいただけている。
それはすべて、TCSでの学びと経験、そして共に挑戦し続けてきたコーチ仲間のおかげです。
もちろん、すべてが順風満帆だったわけではありません。
コーチとして生計を立てる難しさ、チームを支えきれないもどかしさ、明確に掲げた旗(目標)に届かない悔しさ―。
それでも。
1年の目標すら立てられなかった私が、毎年、新たなチャレンジを積み重ねてきました。
その日々こそが、私のコーチとしての力を育て、今の私をつくってくれました。
気づけば、コーチ仲間やクライアントとの絆が、かけがえのない財産になっています。
でも、ここ数年、ずっと「一歩踏み出したい」と思いながら、踏み出せずにいたことがあります。
「TCSのロールモデルとしてここまで頑張ってきたのに、もしうまくいかなかったらどうしよう」
「挑戦して、失敗する姿を見せるのが怖い」
…でも、それって本当に“怖がるべきこと”?
コーチにとって一番大切なのは、
「何を成し遂げたか」よりも、「どう在るか」のはず。
そんな迷いを抱えながら迎えたプラハの旅。
美しい街並みの中で『目標達成の神業』のBBやルナのストーリーを体感し、代表に話を聴いてもらい、背中を押されて―。
私は、決心しました。
「今年の下半期は新たなチャレンジに進もう」と。
私がこれから挑戦するのは、
「女性がひとりで生きることに不安を感じず、支え合いながら安心して暮らせる、学びとつながりの場をつくること」。
そしていつか、助け合いながら暮らせるシェアハウスの実現も叶えたい。
40代になって、ミドル世代からシニア世代への移り変わりがぐっと近くなりました。
「50代、60代なんてまだまだ先」と思っていたのに、もう目の前。
パートナーがいても、ずっと一緒にいられる保証はない。
私の母も祖母も、今はパートナーに先立たれ、ひとりで生きています。
生物学的に、女性は男性より長生きする―それが現実です。
たとえ今、経済的に自立していたとしても、それだけでは不安な時代。
健康、仕事や生きがい、住環境、人とのつながり、心の豊かさ。
本当に安心して暮らすには、それらがバランスよく整っていることが必要です。
だからこそ、同じ時代を生きる女性たちと一緒に、安心して笑って暮らせる未来をつくりたい。
その第一歩として、Kindle出版に向けて原稿を書き始めました。
そして今年の下半期には、YouTubeチャンネルもスタートします。
「いつかやろう」は、もう封印。
「今だからできる挑戦」を、全力で楽しみます。
ー 「失敗」は、挑戦した先にあるのではなく、
挑戦しなかった先にある。ー
言葉の定義を自分の手で書き換えて、新しい未来へ歩き出します。
どうかこの挑戦を、あたたかく見守っていただけたら嬉しいです!
