鍛錬を積むほどに、その佇まいが穏やかに
「静」に近づいていく剣豪のように、
余計なものを削ぎ落とした自然体でありながら、
その瞬間、強烈な一太刀を繰り出す。
プロトレに参加すると、私は昔よく読んでいた
漫画「バガボンド」を思い出します。
「お前に触れたら切れそうだ。刃物のように神経を尖らせ、人を寄せ付けないのは、人が怖いからだ。お前はこの村で一番弱い」
沢庵が武蔵にそう話すシーンがとても印象的で、
まさに自分の内側の争いごとを収束させていくところから物語が始まります。
「強い人は 皆優しい」というセリフには、
当時まだ今よりピチピチしていた私も、妙に納得したものです。
1期から欠かさず参加している「TCS認定プロフェッショナルコーチトレーニング(プロトレ)」は今回で6期目を迎えます。
昨夜のトレーニングには1期から5期のコーチも沢山参加していて、その頼もしい顔ぶれに感動しました。
プロトレは「受けるもの」ではなく、「掴みにいくもの」だと、コーチ仲間が記事に書いていましたが、
トレーニングで得られることや気づけることは、
参加する時の自分の状態や経験値、関係性によっても大きく違ってくるはずです。
だからこそ、こうして何度も、何年にもわたり、
トップコーチのコーチングをライブで体感しながら、
自分とは違う視点や問い、価値観を持つコーチ仲間の思考と心に触れ、お互いの成長に触れ、切磋琢磨していくプロトレはかけがえのない時間。
私がコロナ禍で気づけた、一番失いたくなかったものは、「コーチ仲間との未来(TCS)」でした。
それを絶対に失わないためにも、
尊敬するコーチから学べること、
共に切磋琢磨できるコーチ仲間に感謝して、
私ももっと掴みにいくために精進します!