『冷静と情熱のあいだ』という物語が大好きで、
「どうしても登りたい!」
と、めずらしく妹にわがままを言って、
フィレンツェのドゥオモに登ったのは、もう12年前。
どちらかと言うと、私は自分のことを
「冷静」な人間だと思っているのですが、
昨日、昔からよく観ていたテレビ番組を手がけている方がTCSをご受講くださり、
ご感想を伺ったら、こんな風に表現してくださいました。
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これまで沢山の人に会ってきましたが、
こんな風に、人間のエネルギーを掘り起こす人に会ったことはなかったです。
いつの間にか、自分の沸点が上がっていく。
そんな感覚でした。
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「情熱」とはほど遠い人生を過ごしてきた私でも、
今こうして、誰かの心の沸点をあげていく関わりが出来ているのだとしたら、
コーチングは私自身のエネルギーを掘り起こし、
沸点を上げてくれたのかもしれません。
正確に言うと、「コーチング」が
そうさせてくれたのではなくて、
コーチングを通して出会った人たちや、
変化していく大切な人たちとの関係性が、
そうさせてくれたんだと思います。
化粧、だいぶ薄くなったな…
いつかまた、ドゥオモに登りたいな。