今いる環境でコーチングを活かす

2021/01/26

3年前、「会社も辞めたし、これから腰を据えてコーチとして仕事をしていこう」と覚悟を決めた私の頭の中にあったのは、
『とにかく、TCSやマザーズコーチングスクールの講座をたくさんの人に届けること』
だけでした。
そんな感じで、恐ろしく計画性のないスタートを切った私のスケジュール帳には、
友人や先輩へ講座を開講する予定と、
「法人トレーニング」の予定がポツンポツンとあっただけ。

コーチとして独立したいと思ってから2年半もかかった割に、華々しいスタートとは無縁に淡々と始まったコーチ道ですが、
その2年半での経験が、いまコーチとして活動する支えになっています。
「これからコーチとして活動していきたい」と考えている方にお伝えしたいことは、
やるんだと決めて、すぐに場所を変えない方がいいよ、ということ。

そんな風に言われると後ろ向きに感じるかもしれませんが、
「今いる環境でコーチングを活かす」
これが出来なければ、環境を変えたところで
コーチングが出来るようにはなりません。
なぜなら、コーチングを活かすということは、
日常のコミュニケーションにコーチングの視点や関わり方を融合させていくことだからです。

まずは自分への問いかけをひとつ変えてみる、
身近な人への声がけをひとつ意識してみる。

あなたが今いる環境でコーチングを活かせた経験は、いつか揺るぎない実績になりますし、何より自信になります。
コーチングに自信がない理由があるとしたら、
きっと今いる環境でコーチングを活かしきれていないから。
ぜひ、すぐにステージを変えずに、
まずは今いる場所で、とことん実践してみてほしいです。




p.s
とは言え、
「コーチぶられるのうざい」
「誘導されているようで嫌」
さんざん家族から言われた私です。
人生であんなに煙たがられた経験はない。。
コーチングを日常に活かすって、
身近な人ほど難しかったりするものです。
「お姉ちゃん、自然。コーチング上手になったわ〜」と言われたのは、最近のこと。
もっと自然体になれるよう、精進します。

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