「いい人でいたい」というハードル

2020/01/17


先日、トラストコーチングスクール(TCS)認定コーチ限定のタイプ別勉強会を主催しました。

トラストコーチングスクール(TCS)のベーシック講座には、「タイプ分け コミュニケーション分析診断」があります。

タイプには4タイプありますが、私の感覚でいうと、コーチ仲間の約半数は、Waterの値が高い気がしています。
今回は、そのWaterタイプのコーチたちがオンラインで集まっての勉強会でした。
  
  
「コーチ」は「クライアントの成長を支援する人」なので、
サポート役を好むWaterの要素が高い方が、コーチングに興味を持ち、学ぶのは自然なことかもしれません。
  
  
自分で言うのもなんですが、
とにかく、Waterさんは優しい。笑

先日も、zoomの画面越しにWaterコーチからにじみ出る安心感に包まれていました。
  
  
Waterさんは場や空気、相手の気持ちを読み、キャッチする能力が高いから、

「今ここにいる人達やこの空間にとって、どんな自分でいるのがいいだろうか?」

と、無意識にも、意識してしまう人が多いのではないかと思います。
  
  
場を読み、空気を読み、感情を読む力。

それがWaterさんの強みであり、弱み。
  
  
「場を乱さない」「相手を乱さない」を大切にするWaterさんにとって、
相手の心をざわつかせるような瞬間を作るのは、出来るだけ避けたいもの。
  
  
初めて参加したプロフェッショナルコーチトレーニングで、

トレーナーの馬場コーチが
「プロのコーチは『いい人』には出来ない」と断言されるのを聞いて、

「あぁ、『いい人でいたい』と思って生きてきた私は、プロのコーチは向いてないんだ」

とがっかりしたのを覚えてます。
  
  
でも、それまでよく考えたこともなかった『いい人の定義』をコーチの視点で見直すことによって、
今は以前とは違う意味で『いい人』に近づいている自負があります。
  
  
「つい『いい人』になってしまって、コーチとして伝えるべきことが伝えられない」

というWaterさんにおすすめなのは、

「いい人の定義を見直すこと」と、

「私よく『いい人そう』って言われるんですが、全然そんなことないんです。笑」と、先に伝えてしまうこと。
  
 
セッションの時に、「感じたことがあったら、率直に伝えていいですか?」と伺って、躊躇される方はいないんですよね。

お金と時間を投資して、コーチをつける価値ってそういうことなんだって実感してます。
   
  
コーチとして、相手の成長に貢献するためにも、耳の痛いことも伝え合える関係性を築きたい。
 
 
そんなこんなで、私の持ち味の『腹黒さ』が、すっかり腹の中からはみ出てきている今日この頃です。



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